おすすめガイドブック (6冊)

チベット: 全チベット文化圏完全ガイド (旅行人ノート)
相当お世話になった旅行人チベット。第1版から第4版まで持っている。この本を参考に、チベットを中心に、カム・アムド・シッキム・ラダック・ダラムサラなど多くのところを旅行してきた。

ラダック: インドの中のチベット世界 (旅行人ウルトラガイド)
2001年発刊のマニアックすぎるインド・ラダックのガイドブック。この本一冊で、ラダック旅行は大丈夫だった。発刊から20年以上たった今でも参考にさせてもらうことがある。

アジア横断: インド ネパ-ル パキスタン イラン トルコ (旅行人ノート)
2006年の改訂版で、情報自体は古いが、こちらの本も、インド・ネパール旅行時に大いに参考にさせてもらった。また、パキスタン・イラン・トルコの旅行に活用した。

メコンの国: インドシナ半島の国々 (旅行人ノート)
こちらも、タイ・ベトナム・ラオス・カンボジアなどを旅行していたときに、よく利用させてもらった。

客家円楼: 1週間で円楼を見に行く (旅行人ウルトラガイド)
客家円楼そのものの詳細はこの本で知った。他に情報があまりなかったので、役に立った。最近、このような目の付け所が面白い本がなかなか出ない(殆どが、発掘されてしまったせいかもしれないが)。

アッサムとインド北東部: アッサム州 アルナ-チャル・プラデ-シュ州 メガラヤ州 トリプラ州 (旅行人ウルトラガイド)
アッサムに行くときには、いつも持っていっていたガイドブック。これも2006年発行で、すでに絶版。
トレッキングガイドブック (7冊)

Trekking in the Nepal Himalaya 10 (Lonely Planet)
たぶん絶版になっていると思われるが、ずっと、これまでこのシリーズを愛用してきた。

Lonely Planet Trekking in the Indian Himalaya
たぶん絶版になっていると思われるが、ずっと、これまでこのシリーズを愛用してきた。

Trekking in Ladakh: India Trekking Guides
たぶん絶版になっていると思われる。ロンプラには、細かなルートが書かれていないが、こちらは細かく書かれている。

Nepal Trekking & the Great Himalaya Trail: A Route & Planning Guide (Trailblazer Guides)
グレートヒマラヤトレイルの本であるが、ロンプラ本にあるようなネパールトレッキングの情報が、同じような構成で書かれている。

D29 地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング 2025~2026
日本でもっともポピュラーなネパールトレッキングが書かれている本。でも、記載されているルートはメジャーなところしかない。メジャーなところに行くなら、ひとまず、これで十分か。

ネパール・ヒマラヤトレッキング案内 改訂第2版

決定版 ネパールピークハントトレック―ベスト53コース
写真が多くてイメージ湧きやすいが、ほとんどのルートは、タイトル通り、ピークハント。ピークハントになると、ガイドが必要になったり、ハードルが上がるのであまりこの本は参照したことはない。
その他の旅行時に利用したガイドブックなど (24冊)

全東洋街道(下)・藤原新也
写真の多い文庫本。リゾンゴンパを訪れたときの記録が下巻の最初に載っている。そこにリゾンゴンパへの道中についての記載があるのだが、今回私が歩いた場所と同一とは思えず。街道からゴンパまで1.5時間で私は歩いたのに、著者は2日に渡って7時間も歩いている。。。これは物語として割り切って読んだほうがいいのかな。

インド建築案内
シムラやサラハンでの建物を見るときに役に立つ。このまま持っていくととても重いので、必要な部分のみコピーして持っていった。

梅里雪山-十七人の友を探して
梅里雪山近くに行くなら、これは必読と思われる。この本には91年の梅里雪山での遭難事故が詳しく書かれている。これを読んで行くのと行かないのでは、そこを旅行したときに受ける印象に大きな違いが出てくる。

すばらしい新世界:池澤夏樹:中公文庫
私と名前が同じ。なんてどうでもいいことですが。この本の存在を知ったのは日本に帰ってきてから同じ寮に住む単身赴任のおじさんに今回の旅話をした時。「その話本で読んだことがあるなぁ~」なんて言われて早速購入して読んでみた。アジア好きで電力会社に勤める僕にはぴったりな内容(風力発電バンザイなところにはちょっと?を感じてしまうが)。今回のトレッキングルートと重なるところもあり、ここで描かれている場面は「あぁあそこか」などとすぐにその場の情景が頭に浮び、描かれている人物が誰を参考して描かれているかなどもすぐに分かった。
ナムリン開発協力会=ムスタン地域開発協力会
チベット旅行記:河口慧海:白水uブックス
今から100年ほど前に日本人で初めて鎖国状態のチベットに入国を果たした、日本人僧侶の旅行記。今回のトレッキングルートとかぶる部分のいくらかある。このトレッキングルートを歩くなら一読の価値あり。マルファには川口慧海の博物館(?)もある。内容は「俺はこんなにすごいんだぜ~~!」という慧海の自慢話も多いが、今から100年前のチベットの風俗などが細かく描かれて面白い。確かに今でもチベットの人たちってそうだよな、と相槌を打つようなこと請け合い。

Lonery Planet Turkey
西洋人を意識してかリゾート寄りの記事が多い。分厚いように見えて2/3以上がイスタンブールとその周辺とエーゲ海沿岸で占められてる。地図は詳しいが、南東部の交通,宿泊に関しては多少投げやりな記述も目立つ。殆ど使用せず。必要な頁だけPDFで買えば良かった。

トルコで私も考えた
トルコ人男性との結婚を機にイスタンブールに移住した著者のエッセイ漫画。奥さんはこれを読んでずーっと前からトルコに行きたいと思ってたらしい。

lonely planet Trekking in the KARAKORAM & HINDUKUSH
こちらは、カリマバード、ミナピン周辺のトレッキングルートの部分をコピーして持っていったが、トレッキングらしいことはしなかったので、今回は使用せず。

地球の歩き方 パキスタン
地図は正直言って、正確ではないが、見所はそこそこ載せてくれているので、あったほうがいいかも。ただ、カリマバードの上に湖ができてしまったこともあり、状況は大きく変化している。
深夜特急1 香港・マカオ
深夜特急の香港・マカオ版。沢木氏が旅行した当時とは、もう随分と変わってしまっているけど、その名残はあちこちに残っていて、それを追体験するのも楽しい。行き帰りの飛行機で3~4回も繰り返し、読んだ。

遠野物語
仙台行きの新幹線内で読みなおす。方言がきつく読みにくいが、やはり一読しておくべき本。ザシキワラシ、オシラサマなどの物語はここに書かれている。

銀河鉄道の夜
宮沢賢治の代表作。花巻に行くならぜひ。

水木しげるの遠野物語
遠野で泊まった宿に備え付けられていた。もちろん、柳田国男の遠野物語がベース。マンガなので理解しやすい。

中国・ビン(門の中に虫という漢字)の道・司馬遼太郎・朝日新聞
土楼を旅行中、話題に上がった本。僕はこんな本があることを知らなかったので帰国してから読んでみた。内容は福建省全般に関するもので土楼については触れられていない。アモイについては最後の方にちょこっと。僕と同じようなルートを取るなら最後のアモイの項くらい読んでいたほうがより旅を楽しめると思う。福州・泉州に行く人は全部だな。

地球の歩き方 ウズベキスタン
これだけでウズベキスタンは十分だと思うけど、テルメズなどは載っていない。その部分だけは、ロンプラを購入してもいいかもしれない。

地球の歩き方 イスラエル
これだけで十分だったかな。

地球の歩き方 チベット
旅行人チベットを持っていくのを忘れてしまって、現地に持っていったのはこれだけ。記載になんか曖昧なところはあるけど、まぁこれだけでも大丈夫でしょう。ただ、成都の情報はスカスカ。

ナショナル ジオグラフィック日本版 2017年12月号
聖墳墓教会の改築の経緯とかが分かりやすくて、一度、見てみるのもいいかもしれない。

ユダヤとは何か。
ユダヤ教徒について、簡単に知るにはいいと思う。

地球の歩き方 西安・敦煌・ウルムチ
これだけあれば、大丈夫でしょう。

西遊記
トルファン近郊の火焔山が西遊記の舞台でもあるので、一度、復習がてらに読んでおくのも良いかもしれない。

敦煌(井上靖)
敦煌に行かれるなら、ぜひ、読んでおいたほうがいい。物語ではあるが、なんとなく当時の雰囲気は感じられる。敦煌の莫高窟の第17窟が物語の舞台。

ひとたびはポプラに臥す
ちょっと前の旅行記。中国の西安からパキスタンのイスラマバードまで約6700キロのシルクロードを、宮本輝氏が、仏教の僧侶「鳩摩羅什(くまらじゅう)」がたどった道を遡るように旅した記録。

地球の歩き方 イラン
少々古いため、価格情報全く参考にならなかったが、地図、宿情報などはたいへん役に立った。今回泊まった宿は、ここに書いてあるところに泊まった。いつもは、booking.comなどで宿を予約しているが、イランでは使えないこともあり。